製本

BOOKBINDING

紙面の一ヵ所に折り目をつけて、二つ折りにします。基本的には中心を折りますが、開きやすさなどの効果をねらって位置をずらす場合もあります。

紙面の二ヵ所に折り目をつけて、巻き込むように折ります。内側に入る面は紙の厚みのため、2〜3mm短くなります。

紙面の二ヵ所に折り目をつけて、Z型に折ります。

二つ折りの後、さらにそのまま同じ方向に折ります。

展開サイズの両端ほぼ1/4を谷折りし、さらに中心を谷折りします。

アコーディオン式に折ります。折りの位置を変化させた「ずらし折り」なども対応しております。

二つ折りの後、三つ折り・四つ折りなどで折ります。チラシなどを封筒に入れるダイレクトメールなどで使われます。

〈卒業記念誌、小説など〉 本の中身を糸で綴じ、別仕立ての厚めの表紙でくるむのが上製本です。表紙は中身よりも大きく作られており、固い表紙が中身を守っています。上質な雰囲気で、長期間の保存に耐えられます。表紙には印刷紙の他、布や皮なども使え、しおりのひももつけられます。自分史や社史、記念誌などにオススメの綴じ方です。

〈電話帳、教科書など〉 1ページずつで断裁された紙の一方に糊をつけてまとめ、表紙でくるむ綴じ方です。厚い紙、ページ数の多い本にオススメです。長持ちしますが、大きく開きにくいためノド側（糊付けして綴じた部分）が若干見えにくくなります。表紙に使える紙の厚さに制限がありません。カタログや名簿にオススメの綴じ方です。

〈週刊誌、預金通帳など〉 見開き2ページずつで切られた紙の中心を、針金でまとめる綴じ方です。低コストででき、ページ数の少ない本にオススメです。２つに折るため多少のふくらみが出ますが、大きく開きやすい製本様式です。表紙に特別厚い紙は使えません。会社案内やパンフレットにオススメの綴じ方です。

〈レポート用紙、メモ帳など〉 用紙を一枚ずつ切り取って使用できるようにした綴じ方です。無線綴じや中綴じのように、本文を表紙でくるむのではなく、本文同様に表紙や裏表紙を糊で固めます。本の「天」や「背中」を糊で固めるのが一般的です。帳票類向きの綴じ方です。

追加や差し替えの多いマニュアルや、毎月発行される広報紙など、ファイリングして保管されるものにあらかじめ穴を開ける加工です。

紙を折りやすくするために、スジ（折り目）をつける加工です。厚手の紙は、そのまま折ると山の部分が割れてしまうため、スジ付けをしてから折ります。

切り取り用のミシンを入れる加工です。チラシに応募ハガキをつける場合や、チケットなどに使われます。

角を丸くする加工は、やさしいイメージを伝えたり、角を折れにくくする効果もあります。名刺や子ども向けの絵本などで使われる加工です。

帳票類やチケット類への通し番号や、商品のシリアルナンバーを印字する加工です。

金属を薄くのばした箔を、熱の力で圧着する加工です。ゴージャスな印象を与えることが出来ます。名刺やカード類にオススメの加工です。

印刷物の表面にポリプロピレンフィルムを圧着させ、表面の保護や強度を増したり、光沢感を出す加工です。飲食店のメニューや屋外用ポスターに最適の加工方法です。